【文スト】アニメが人気すぎて、全話のあらすじと感想を私なりに考察してみます。
ヨコハマの貧民街に来た組合(ギルド)のルイーザ。
ボス・フランシスを探していました。
怖くて人を避けながら階段を登って行くと、ある男から50セントでいいから恵んでくれと声をかけられます。
それに対してルイーザの答えは…
「差し上げれば、願いを聞いて下さいますか?」
その男はフランシスだったのです。
彼は、ルイーザと話をしたものの、彼女を拒絶します。
しかし、フランシスと別れた後にルイーザが狙われてしまって…!!
ということで、32話の感想などなど
文豪ストレイドッグスのアニメ3期第32話をネタバレ無しのあらすじをお伝えします。
文スト、前回の31話あらすじ、
武装探偵社の憩いの場である喫茶「うずまき」で、元・組合(ギルド)のルーシーが住み込みで働き始めた。自分への“復讐”のためだと言われ、心当たりのない敦は戸惑うばかり。そんな中、彼女はぶっきらぼうに書類の束を突きつける。それは、店を訪れた人から託されたという鏡花への探偵仕事の依頼で――? また別の日、敦は、乱歩から、とある仕事を押し付けられてしまう。だが、向かった現場で被害者の身元を知り、驚愕する…。
【文スト】アニメ3期32話のあらすじをわかりやすく解説
32話目のあらすじです。
ヨコハマの貧民街に、元・組合(ギルド)のルイーザの姿があった。知らない人とは目も合わせられない内気な少女が、なぜ、このような危険な場所に? やがて、ボロを着た男に金をせびられた彼女は、答える。「差し上げれば、願いを聞いて下さいますか?」。その薄汚れた男こそ――いくら「生きているはずがない」と言われようと、諦めずに捜し続けた、かつてのボス・フランシスだ。だが、フランシスは、ルイーザを拒絶し…。
【文スト】アニメ3期32話の感想、「フィッツジェラルド・ライジング」
ルイーザが、世捨て人のようになってしまったフランシスを探すところからお話が始まります。
フランシスと言えば、消費した金額に比例して自分の身体能力が強化されるという異能力を持っていることから、とにかくお金持ちでしたよね。そしてプライドも高かった!
そんな彼が落ちぶれている様子というのは、驚くのと同時にどれだけ彼自身が敗北に耐えられなかったのかというのを表していると思います。
そもそも彼の目的は、ヨコハマにあるという願いをかなえる本を手に入れて、本国の妻を救うことでした。娘が亡くなったというのに、現実を受け入れられずに留学していると妄想している妻のために、本を手に入れて娘を生き返らせようとしているんですよね。
そして、敦に懸賞をかけてを狙っていたのも、その本を探す時に敦は必要な存在(道標)になるからです。
そんなフランシスは、あの三者抗争で破れた際に、白鯨から異能が切れた状態で落下。海に投げ出されたというのに、50万ドルの結婚指輪が消費された身体強化によって命が助かりました。
全財産を支払った時でさえ残っていた指輪が、なぜか勝手に消費されて自分の命を救ってくれた…
これって、奥さんの愛でしょうって喜ぶ人もいるでしょうが、フランシスはそう思えなかったようですね。自分は妻のために何もしてあげられなかったし…
全財産と地位を失い、妻を救う方策さえ潰えてしまった自分。
注ぎ込んだ額に比例して身体強化する能力も、お金がなければ役にも立たず…
まるで死人のようになった薄汚れた男になっています。
でも、ルイーザを拒否したあとに、事件が起こります。
30話で、武装探偵社の1階の喫茶店マスターを襲って指の爪を剥がした男でしたよね。
あの時も、他の組織にヘルプを出したら、ヨコハマを知らないにもほどがある!と拒否されるほど、武装探偵社のことをよく知らずに甘く見ていました。
当然ながら、武装探偵社にあっさり捕まってボコボコやられたでしょう。
今回は、包帯を巻いていましたけど、あれって武装探偵社にやられた時のですね。
探偵社に叩かれてスラムに逃げ延びてきたようですから。
そして、彼らはやっぱりぬけていて、フランシスとすれ違ってぶつかったにも関わらず気づきませんでしたよ。自分が追っている相手のことはよく調べておこうよ~~。
組合(ギルド)の作戦参謀がひとりで歩いているって聞いたために、ボスの居所をはかせようって思ってここまで来たのなら、外国人って時点で普通疑わない?
だって、ルイーザがここに来たってことは、ボスがここにいたって可能性が高いわけで、目立つ噂がなかったということは、スラムに溶け込むように隠れている可能性だってあるわけじゃないですか。
結局、ルイーザを襲おうとしたことで、フランシスの心に火を灯してしまい、ザアパルクはまたもややられてしまったわけです。そして、ルイーザを助けてやる気を出したフランシスは、新生組合(ギルド)を誕生させて活動開始します。
ここまでもこの後も漫画通りではあるのだけど、この新生組合(ギルド)を誕生だと言った時にひとつだけアニメと漫画で違う部分があります。
実は、漫画ではジョン・スタインベックがこっそりその様子を見ていたんです。
彼は現在、組合(ギルド)残党の暫定リーダーをしており、元に戻ったフランシスを見てがっかりしていました。
ジョンは、故郷の大家族を養うために組合に入っていましたから、お金と支配のことしか考えないフランシスがもともと嫌いだったんですよ。
でも、フランシスが家族のことを大切に思っていたことを知ったり、最後にすべてを亡くしてしまった状況から、彼自身が変わってくれるかもしれないって期待したんですよね。
ルイーザと再び、ギルドの復活を遂げたフランシスですが、、、
ルイーザの木造オンボロアパートが拠点であったり、お金持ちでなんでも店ごと組織ごと買っていたフランシスが、今はお金がないために、初めて普通の買い物をして妙にハマっちゃうんですよ。
使いもしない鍋を買ったり、◯個買えば◯個おまけでお得感を味わったり(笑)
お得な買い物をしていそうで、結局は使わないものをいくつも買っているから、お金持ちの感覚はまったく抜けていないんですね。
しかしその後、ルイーザの異能力を使って、すごい勢いでお金や地位を得ていきます。
それがとっても爽快!!
無実の罪を着せられそうになっている博士の元へ出向き、無実を晴らして助ける約束をします。
そして、本当の犯人を探すのにエドガー・アラン・ポオと江戸川乱歩を利用し、真犯人を見事に追い詰める!!
結果的に、貴重なシステムと人材、そして会社ごと手に入れてしまいます。
【文スト】アニメ登場人物を紹介
武装探偵社
中島淳:孤児院から追い出された青年
太宰治:武装探偵社の探偵
国木田独歩:武装探偵社の探偵
谷崎潤一郎 : 武装探偵社の探偵
与謝野晶子 : 武装探偵社の探偵
江戸川乱歩 : 武装探偵社の探偵
宮沢賢治 : 武装探偵社の探偵
泉鏡花 :武装探偵社の探偵
福沢諭吉 : 武装探偵社の社長
谷崎ナオミ : 谷崎の妹、武装探偵社のバイト
ポートマフィア
芥川龍之介 : ポートマフィアの遊撃隊長
樋口一葉 : 芥川の部下(遊撃隊)
広津柳浪 : ポートマフィア『黒蜥蜴』リーダー
梶井基次郎 :ポートマフィアの爆弾魔
泉鏡花 :ポートマフィアの暗殺者(後に武装探偵社に)
中原中也:ポートマフィアの幹部(太宰の元相方)
森鴎外:ポートマフィアのボス
尾崎紅葉 : ポートマフィアの幹部
夢野久作 : ポートマフィアの構成員
坂口安吾 :ポートマフィアの秘密情報部(内務省側のスパイ)
織田作之助 :ポートマフィアの下級構成員(死亡)
フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド:ギルドのリーダー
ルーシー・モード・モンゴメリ:ギルドの構成員
ジョン・スタインベック : ギルドの構成員
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト : ギルドの構成員
ナサニエル・ホーソーン : ギルドの構成員
マーガレット・ミッシェル : ギルドの構成員
マーク・トウェイン : ギルドの構成員
ハーマン・メルヴィル : ギルドの構成員
エドガー・アラン・ポオ : ギルドの構成員
ルイーザ・メイ・オルコット : ギルドの構成員
地下盗賊団
フョードル・ドフトエスキー : 地下盗賊団の頭
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