乱歩のもとに届いた「推理ゲームへの誘い」。それは、6年前に敗れた雪辱を果たすべく組合（ギルド）の遠征船に同乗してきたというポオからの挑戦状だった。勝てば「組合（ギルド）の弱点」を教えるという条件で、乱歩は与謝野とともに勝負を受ける。また太宰は、軍警に捕縛された鏡花を救出するため入院中の安吾を見舞う。そして、敦を白鯨（モビー・ディック）に単独潜入させる作戦に出た探偵社であったが…。

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【文スト】アニメ2期23話のあらすじをわかりやすく解説

23話目のあらすじです。

白鯨（モビー・ディック）の制御端末を探して敦は船内を走る。だがそこへ、敦への復讐（ふくしゅう）に燃える芥川が立ちふさがるのだった。今にも街が失われようというときに、貴様を殺しに来たと言う芥川に対し、みじんも理解できないと憤る敦だが、2人は分かり合えるはずもなかった。太宰の指示でどうにか逃げおおせたものの、その先で制御端末を守っていたのは…。不運極まる敦が迎えた“最悪な状況”。ヨコハマの空の上、熾烈（しれつ）な戦いが始まる。

【文スト】アニメ2期23話の感想羅生門と虎と最後の大君

前回は、ギルドの空中要塞「白鯨（モビー・ディック）」に潜入した敦君の前に、芥川君が立ちふさがったところで終わりました。

そして今回、いきなり冒頭で敦君とちょいとやり合った挙げ句、今関わっている暇はないとばかりに、太宰さんに見事にスルーされた芥川君。ああ、哀れ、トホホな人です。

気を取り直して、引き続き、「白鯨」の制御端末を探す敦君。そして、現れたギルドのボスであるフランシス。フランシスは本当に大事なモノは自分で守る主義らしく、「白鯨」の制御端末は彼が持っていました。

で、その前にまた現れた芥川君。タフだね。そして、デザートでは嫌、メインでなくては駄目だ、とばかりに不満をもらすフランシス。こんな濃い人たちを相手にする敦君は大変だね。

敦君は、誰かの為に戦うことで自分の存在価値を認めてもらおうとしてたのか。芥川君はそれを下らないというけれど…。

そういう芥川君だって、太宰さんに自分の事を認めてもらおうと必死に戦って強くなってきたみたいだし。

フランシスの言う通り、この二人、似た者同士です。結局、認めてほしいという願望が果てしなく強いんです。

一方の太宰さん。警察に連行された後、空中飛行している厳重な牢屋の中に捕まっている鏡花ちゃんと対話中。鏡花ちゃんの35人殺しを、たった35人殺しただけという認識の太宰さん。えー。35人もなんだけどね、普通は。けど、殺し屋を止めて、親を亡くした子たちを扶養していた織田作のことがあるからな……。太宰さんの中では、織田作が見せた導は特別なものだったのだろうか。

フランシスが、「一冊の本」を探すためにヨコハマに来た本当の理由。娘を失くし、自分の妄想の中に閉じこもっている妻を救う為だったんだね。その本を手に入れ、娘を蘇らせようとしているらしい。金の亡者だと思っていたのに、意外と家族思い。だからといって、ヨコハマを破壊していい理由にはなんないけど。

掛ける金額が多ければ多いほど身体が強力になるフランシスの異能力。ラストは、「白鯨」の上でのバトルです。

フランシスVS敦＆芥川で最終決戦。でも、ここまで来るとなんとなく次回の展開が想像できてきた……。